国道ピックとのりもの

2013.05.25〜27徳島編


よさくだよ、よさくだよ
2013年5日25〜27日
●入手ピック:国道439
●移動手段:CRM250AR、フェリー(ジャンボフェリー、オレンジフェリー)
●方面:徳島


 GWには四国に渡り、三大酷道の呼び声も高いR439=「よさく」も走ってきたというのに…。
 まさか、同じ5月中にもう一度四国に渡ることになるとは、ね。


 徳島の黒崎楽器にて、R439の国道ピックがあるらしい。
 R439である、よさくである、絶対手に入れねばなるまい。

 ということで、CRM250ARを引っ張り出して、四国上陸を目指す。
 四国へは、ジャンボフェリーを利用する。25日、仕事を終えるといったん自宅に戻り、シャワーだけ浴びて、神戸港に走った。このあたりが、ジャンボフェリーは弱い。大浴場でもあれば、そのまま向かうのだが。もっとも、仕事終わりで出港に間に合うこと自体はありがたいけれど。
 船は人がたくさんいて、ぎりぎりに港に着いた私の乗船は乗用車よりも後。船室に上ればすでに、カーペットや椅子は満席状態である。やむなく、階段脇のベンチに横になるが、凸凹の形状で痛い。結局床にごろ寝。

 早朝0500に高松到着。

 R11からr3へとシフトした。この県道、一桁のくせに峠付近がダートで「通行不能」を謳っているらしい。そのまま徳島に向かっても、確実に時間は余るし、せっかくのオフ車だし、突っ込んでみることにした。
 もう、とてもじゃないけど主要地方道ってのが信じられないような、山村を迷走する筋を、道路標識を頼りに進むと、出た!「通行不能」!
 

 通行不能、とは「通行止め」とか「通行禁止」ではないよね?路盤はあれ、ところどころ流水で削られ、道幅が狭くなっているところもある。なるほど、これじゃ4輪はきついわね。AR的には余裕だけどさ。オフ車だったら、ふつうに林道走ってますってだけ。ただ、これが一桁県道ってのは衝撃的だけれどさ。

 徳島側に抜けてタイトなヘアピンカーブを3つほど過ぎ、ほどなく舗装路に戻るけれど、川が道路をまたぐ洗い越しもあるようで、険道レベルとしてはかなり高いな。



 徳島には日本で唯一残存らしいボンカレーの自動販売機がある。7時ごろ。一運動したし、朝カレーをいただく。トレーに温められた白米と、その上にアツアツのボンカレーが乗って出てくる、自動販売機で買えるボンカレー、なぜか日本一おいしい気がする。
 



 徳島市街地には、8時代には到着。楽器屋がオープンするまではまだ時間がある。ということで、マクドナルドで休憩。仮眠と。コーヒー1杯ですみません。1000過ぎ、オープン直後に黒崎楽器来訪。R439を手に入れた。
 たぶんマトモな思考回路の持ち主は、おとなしく南海フェリーに乗るか、神戸淡路鳴門自動車道に向かうんだろう。しかし、せっかく四国に渡ったのである。R439の酷道ピックも手に入ったのだよ、ついでで走って記念撮影するべきよね〜。

 ということで、徳島市街を後にしR438からR439を目指したのだが…見ノ越でR438は通行止め。やむなくR193でR195シフトする。途中、土須峠を越えて、剣山スーパー林道とクロスするんだが、このあたりはR439に勝るとも劣らぬ強烈な酷道である。スーパー林道も走ってみたいのはそうなんだけれど、とりあえず今日はパス。ってのも、一応R439への復帰と記念撮影の可能性を残したかったのでね。
 R195で高知県に抜け、そこから林道経由でなんとかR439の京柱峠に回復した。ひょえ〜四国の山は深い〜。


 本物の道路標識さんと記念撮影も無事終え、高知自動車道を使って高知市内へ。そこで数軒楽器屋をあたってみるが、すでに閉店ってのが何軒かあり、営業中も含め国道ピックは見つからなかった。

 日が暮れるころに高知の街を後にし、R194経由で東予港を目指す。R193とはわずか1番違いだけれど、こっちは非常に快走路、延長5qを越える寒風山トンネルを抜けたらもうじき瀬戸内海だ。
 東予からはオレンジフェリーに乗船、うまい肴で一杯、最後はラーメンで締め、気持ちよく睡眠、起きたら大阪南港、日常に引き戻されましたとさ。