4か月ぶりでございます |
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2014年1月26〜27日 |
●入手ピック:国道188、262号 ●移動手段:バイク(CRM250AR)、フェリー(名門大洋フェリー=フェリーふくおか2) ●方面:山口 |
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久しぶりになったのは、もう熱が冷めた、からではない。探してはいたのだが、なかなか見つからなかったのだ。その中では、「注文しようと思ってたんですけど、廃盤になっちゃったんですよぉ」なんて悲しい声も聞いた。 しかし、ひょこっとネットでネタがあがったんすよ、あんさん。 ポップス川上という、山口を地盤とする楽器店でR262があるという。寒い時期ではあるが、ペロッと走って行って、ついででこちらもお盆以来ご無沙汰の船にのって帰ってくるか。 しかし、九州までざっくり500qの行程、下道だけで行けるのだろうか…?以前、フェリーで早朝北九州に着いてから戻ってくるのに、福山で一泊した記憶があるぞ。 ということで、いざというときのためを考え、今回はCRM250ARを出すこととした。 0600出発。この時間だと快走ではあるが、神戸の街を抜けるのはやっぱりめんどくさい。延長で、姫路までパスしちゃえってことで、阪神高速を使う。距離料金制になってから、大阪〜神戸をまたぐならむしろ安くなった。遠回りだけれど、池田線〜環状線を経て、神戸線で夜明け前の阪神エリアを駆け抜ける。昨晩からの雨は幸い上がっているが、日が昇るまでは寒い。第二神明から加古川BP〜姫路BP〜太子竜野BPと、無料自動車専用バイパス群を抜け、地べたへ。この区間、原付二種なんかで下道しばりだと迷うところ。市街地を延々貫くR2は、姫路を越えるまでがほんとペースが悪い。一方、海岸に近いところを抜けるR250は、片側3車線が確保されてペースがいい反面、姫路から先が適度なワインディング…といえば聞こえはいいが、ようは時間のかかる道となる。無料バイパスだと、一気に京阪神の都市圏を通過できて便利なんだが、自動車専用道路なのよねぇ。 岡山に入ってしばらくすると、ブルーラインへの案内が出てくる。信号がずっとないのでそっちにシフト。岡山市内〜倉敷市内〜玉島まではペースのいいバイパス群で、そこから先は若干流れが悪くなったものの、福山には1030ごろに到着した。上出来!さらにその先、松永道路や三原BPなどを駆使し、東広島で昼を回ったので、ラーメンを1杯。ちょっとこのあたり、雲が時々出てきてはパラパラと降られる。雪雲が流れ込んでいるような感じだ。 セノハチ並行区間では、EF210-300によるシェルパも拝めたよ。 広島市内に入ってコンビニでコーヒーを飲む。ここで1300ってところ。市内はするっとパスして、西広島BPへ。これも結構な距離を自動車専用でかっ飛ばせ、なんだか面倒くさくなったのでそのまま広島岩国道路〜山陽道を使ってしまった。徳山西ICで降り、ほどなくポップス川上周南店を発見…と思いきや、こちらはピアノ館だそうで、より中心部に近いところ、ロック館にて、あったあった…あれ、R188なんですけど?? なるほど、ポップス川上さん、山口にあるのがR262なのだそうだ。ちょっと内陸に振れるが、いいさ、寄ってやるさ。R2からR262にシフトし、県都山口へ。山口市、津市が周辺市町と合併後は一番人口の少ない県庁所在地だそうだが、確かに寂しい街かも。駅なんか、ちょっと衝撃的な規模だ。 スーパーに寄ってインスタントラーメンコーナーを確認したら、尾道の業者など、見たことないのが手に入ったよ。 さて、ポップス川上山口店は、赤いディーゼルカーが佇む山口駅の近くにあった。うむ、こちらがR262。店舗ごとに代えるとは、粋なことをしてくれるじゃありませんか。 しかし、このあたりで1700前。名門大洋フェリーの2便は1950に新門司港を出港する。乗船手続きなど考えると、あまり余裕はなさそうだから、山口宇部道路なる無料の自動車専用道路を使い、山陽道で下関へ。そのまま関門橋を渡ってもいいのだが、トンネルを使うべく、中国道を降りた。関門国道トンネルは、ぐわぁーっと高度を下げ、そしてまたぐわぁーっと一気に高度を上げていく。往来は激しく、独特の空気である。 北九州でも1軒くらいスーパーに寄りたかったけれども、めぼしい店が見つからぬまま1900前にフェリー乗り場に到着。出港まで1時間を切っているし、おとなしく乗船することとした。 聞けば今日は、少ないそうだ。それは船内をゆったり使えるという点ではいいが、経営的にはちょっと心配。 ペロペロっと乗船手続きを終えて船内へ。 船は、以前乗った「フェリーきょうと2」の姉妹船である「フェリーふくおか2」。同じような印象。 キャンペーン中ゆえ、2等洋室(いわゆる2等寝台)は、特2等寝台に格上げしてくれた。テレビが備わっている。ベッドも若干広いかな? ささっと一っ風呂浴びる。日中の移動ではあったが、ほぼ13時間走りっぱなしで体が冷え切っている。ホッとする瞬間。 ビールをグビっと始めるころ、離岸した。1万tクラスの船が動き出す瞬間は鳥肌が立つよ。 いい具合に酔っぱらって、ベッドに収まり、翌朝の案内放送まで、比較的ぐっすり寝た。冬は寒くてあまり甲板をうろつこうって気にならないから、せっかくの夜景が美しい瀬戸内航路もかたなし。 翌0830、定刻に大阪南港着。 そうだ、CRM250ARって、オフ車だったねってことで、帰宅前に一本だけ林道を走りましたとさ。 |
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