国道ピックとのりもの

2013.09.01〜02東金編


新たな発見!?
2013年9月1〜2日
●入手ピック:国道1126128302409
●移動手段:鉄道(青春18きっぷ)
●方面:東金(+名古屋)


 青春きっぷ消化2週目です。

 東金に3種あるという情報はしばらく前から得ていたが、さすがに西日本の人間は東京を超えて東へは、なかなか行く機会がない(TDRくらい?)。実際、青春18きっぷで始発で辿っても、その日のうちに帰ってくることはおろか、名古屋にさえ戻って来れない。

 場合によっては、サンライズエクスプレスを搦め手で使うことも考えていたが、たまたま土曜の内に、東金に日帰りで往復可能な名古屋まで移動できたので、市内の駅から0630過ぎの普通電車にてスタート。

 名古屋地区は、国鉄型(といっても、東海はせいぜい211系なんだけどね)の淘汰が進み、東海道線では313系との遭遇確率がきわめて高い。この313系だが、実に乗り心地がいいのである。
 JR東海の標準形として増備が続くゆえ、シート配置はセミクロス、ロングシート、転換クロス、などと多様であるが、レールと垂直方向だとけっこう爆睡できる。特に付随車は、ほんとに静かで揺れも不快な入力を抑えてあるのがよくわかる。途中快速(こちらも313系)に乗り換えて、豊橋で次の電車を待っていると…なんと!373系がやってきた。


 一応車両コンセプトは、特急から普通までを謳っているようだが、腐っても特急型である。ムーンライトからの運用離脱や特急東海の廃止などで余剰気味で、普通列車に充てられているらしい。シートはフルリクライニング、デッキこそないがある程度客室から隔離されて、停車時の静粛性もそこそこ確保、車内は基本的に上質な仕上げで、トイレだけじゃなく手洗いまで備わる。得した気分!
 次いで浜松では、同じく373系がホームライナーとして待機していた。実は、最後東金線が1時間に1本しかなく、少々快速で稼いでも到着時刻は変わらないし、ホームライナーは乗車整理券310円が必要なんだけれど、快適な車内を引き続き楽しみたく、つい乗ってしまった。その結果、沼津三島で接続が悪くなってしまったのだけれどね(余裕ができた?)。

 熱海からは、JR東日本のE233系。

 これが…313系から落差が激しい。「走ルンです」なんて揶揄されるが、省コスト設計ゆえか、連結部分の騒音はガチャンガチャンとまともに室内に響くし、モーターの唸り音も車体全体に共鳴している。よく揺れる上に、台車が上下の振動をダイレクトに伝え、コツンコツンと叩かれるような感じ。
 別にこれしか乗っていなければ、そんなもんかな、とも思うけれど。しかし、313系からの乗り換えはきついな。

 東京駅には1400過ぎに到着。遠いと噂の京葉地下ホームに向かう。確かに遠いが、距離は動く歩道などでごまかされる。それより、とにかく深いな。どれだけ潜るんだろう。
 京葉ホーム近くの駅そばで、遅めの昼食をとった。食文化の違い、といえばそうなのかもしれないが、ボク個人としては、そばは東日本の方がレベルが高いと思う。駅そばレベルでも、きっちりこしがあって、間違いなくそばだ。西日本の駅そばレベルだと、黒くて細いうどんですか?みたいなのにしょっちゅうでくわすからね。

 京葉線の電車も、「走ルンです」。ま、ずっとそれだと、だからそんなに気にはならないんだけれど。地下深くから地上に出たら、海岸沿いを快走して、蘇我で外房線〜東金線直通の209系に乗り換え。景色が徐々に田園風景に変化し、大網で単線の東金線にシフト。電車は6両で、結構人は乗っている。1時間に1本でも、ちゃんと電車文化ってことか。
 R126、128、409があるというウェーブ・ワンは、東金駅から徒歩5分くらいのところにあった。台風で西日本は大雨らしいが、こちらは暑くて暑くて、まだふつうに夏の太陽。

 で、ピックコーナーを見て、びっくり!あれ、何か違うぞ…?これまでのと異なり、妙に艶がある。素材も違う。フォントもなんだか大きい。明らかに別ラインである。詳しくは聞かなかったけれど、メーカーもこれ、たぶん違うな。どういう事情だろう…。これまでが揃っていたゆえに、なんとなく偽物っぽい感じもしたんだが、だからって手ぶらで帰るわけにもいかない。まぁ、新しい展開なんだと考えることにして、5枚ずつ入手した。


 電車を逃すと1時間待ちだし、別に立ち寄る何もなかったから、東金も滞在30分ほどで引き返す。
 帰りは、総武線快速を使ってみる。御茶ノ水からの緩行線、それから西船橋への地下鉄東西線は乗ったことあるんだけど、快速線は縁がなかったので。217系は、マスクは「走ルンです」より好みだが、4扉車にボックスシートはちょっと無理があるなぁ。

 東京駅総武地下ホームは、京葉よりはずっと浅くて近いね。駅で、とあるお土産コーナーにて、店員さん一人がプラカードのようなものを手に、東京駅でしか手に入りません、います話題です!みたいなアピールをしている付近に、行列ができていた。

 ところが、ほかの売場では、別の商品を同様にアピールし、そこに行列だが、先ほどのアイテムにはだれも見向きもしていない。

 自分の判断より周りの評価って人間が多いんだなぁ。
 え?ボク?
 もちろん、行列してないのをここぞとばかりに買いましたよ〜ww

 東京からは粛々と折り返し。大気の状態が不安定らしく、栃木で落雷があった?で、湘南新宿ラインの絡みもあって、若干遅れているらしいが、西への流れは基本的にスムーズ。残念ながら、浜松からは373系のサプライズ再び、とはならなかったが。
 豊橋から快速に乗り継ぎ、定刻に出発したら、しばらくして「人身事故で大幅に遅れるという。

 そして、蒲郡駅で完全に止まってしまった。
 なんともはや。もう少し遅いタイミングで豊橋で気づいたら、名鉄に逃げることもできたが、蒲郡ではどうにもできない。1時間はロス。JRは遅れても動くけれども、そこから地下鉄やら私鉄はアウト。また、青春18きっぱーはふつう、日付が変わる前まででぎりぎりの線をついてくる。最悪ですな。
 ひょっとしたら、気の毒な事情があるのかもしれないけれども、鉄道で人身事故は、ほんとダメですね。ダメ。幸い、実家に寄れて、ことなきをえたけれども、「何しに東金なんかに?」と追及され、正直に言うわけにもいかず、はいはいすまへん言うしかあらへんww

 実家に留まったゆえに、翌2日、イオンモール大高に寄ってみた。名古屋は割と熱くて、以前イシバシ楽器の栄にR19、R23、R41、R153が見つかっていたのだが、その際R302だけ品切れだった。それが、大高の島村楽器にはあるという。覗いてみれば、R302のほかにティアドロップタイプのR1、R23も手に入った。予想外の収穫。


 その足で南大高から電車を乗り継ぎ、現実に帰ってきた。ちなみに、JR西日本の新系列(223系、225系)は、「走ルンです」みたいにひどくはないけど、130km/hでぶっとばすから、揺れが激しいなんて評価になるのなかぁ。