ハウス食品・好きやねん
入手日時 |
2013.10.02 |
入手場所 |
阪急オアシス山下店(川西市) |
販売者 |
ハウス食品株式会社(東大阪市御厨栄町1-5-7) |
購入価格 |
88円 |
そしてもう一品、ハウスのご当地モノ。「好きやねん」。
近畿・中四国限定らしいが、逆にこの地域に住んでおれば、まさか!である。それくらい浸透している。
「『好きやねん』は間違い。正しくは『好っきゃねん』、ラーメンのせいで誤りが浸透した!」などと、さんざTVなどで聞かされてきており、関西では超定番である。
もっとも、確かにこてこての関西弁(間違っているかもしれぬが)をタイトルにしているあたり、冷静に考えたら地域限定の可能性は見いだせたのだろうが。
ともかく、意外なところにご当地アイテムは潜んでいるものである。
構成は、こちらもいたって標準的な仕様で、油で揚げた麺に粉末スープがつく。醤油味によくあるように、調味油などはなし。
調理もごくごくふつうに3分茹でてスープを混ぜるだけ。
(チャーシュー、メンマ、ネギは別添)
あっさり系の醤油味、これを当たり前のように食べていた小生は、今、敢えてご当地として取り上げてはいるものの、慣れ親しんだ味そのものである。
京都、神戸には、固有の京都ラーメン、神戸ラーメンたるジャンルがある程度確立しているらしいが、大阪は、何でもアリの環境下で、特に固有の味を逆に育成してこなかった土壌のようである。大阪らしいラーメンと聞かれて、好みはあれどたとえば喜多方ラーメンのような太麺だったり、博多ラーメンのようなとんこつだったり、総括的に何か的確に言い当てるタイプは、恐らく存在しない。
そんな中で、好きやねんは「浪速の中華そば」を謳う。関西人としては、別に単に商品名と合うキャッチを引っ張ってきただけだろうくらいにしか思っていたかったわけだが。
逆にこれが、関西以外で手に入らぬとなれば、確かに「浪速の中華そば」かもしれんな。