小笠原製粉・キリンラーメン
入手日時 |
2013.10.03 |
入手場所 |
通販 |
製造者 |
小笠原製粉株式会社(碧南市汐田町3-33) |
購入価格 |
1050円(醤油・味噌・塩とペンギン/カピバララーメン5食お試しセット) |
ここ1〜2ケ月で急速に販路を広げている「キリンラーメン」は、ほんの少し前までは西三河のソウルフードだった。大手商品に追いやられ、一時期は生産中止の憂き目にあったというが、地元からの強い熱望に支えられて復活、そして今や逆に知名度がうなぎ上りという。ご当地ではなくなるような寂しさはあるっちゃあるが、その物語、劇的でいいじゃないですか。
何よりこのパッケージングがいいね。めちゃくちゃかわいい。味がある。昭和の懐かしさといえばそれまでだが、どことなく温かみのあるデザインである。裏面も同じトーンが貫かれており、その不思議なネーミングについて、「・キリンは首が『長く』、子供から年配まで大変『親しみやすい』動物です。・『末永く』『親しみやすい』商品になればと『キリンラーメン』と名付けられました」と記述があり、ここにも愛を感じる。
5食お試しパックは、トートバッグ付きで、このアイテム自体、すごく欲しかった。
構成は、標準的な油揚げ麺。プラスチックトレーに、内袋に包まれた麺、それから粉末スープが同梱されている。
麺には豆乳が練りこんであるらしく、茹で汁は白濁する。そこにスープを入れるから、濁りのあるスープとなる。
(チャーシュー、メンマ、ネギは別添)
豆乳が効いているのか、あるいは化学調味料・着色料・保存料不使用だからか、はたまた国内産小麦、大豆、米100%使用だからか。明らかに他と異なる味、食感があるのは確かである。麺は油揚げ麺の中ではかなりコシがあり、しかもプリプリしている。スープもどことなく口当たりがマイルドで優しい。
全体的に、愛にあふれるラーメンといった印象である。